2007.06.27

書を捨てよ、町へ出よう


いよいよ夏ですね
夏という季節自体は良いのですが、肌が弱いのと暑さに弱いののダブルパンチで毎年死にそうになります…冬は冬で寒くて死にそうだし
秋口と春先、初夏あたりの中途半端な時期が一番好きです
好きな天気は曇り空です(不健康)
あと夕方も好き


そんなわけで最近家にひきこもって読書です
書は捨てませんが町にも出られない、寺山修司はあまり読んだことない

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左から、軽い手荷物の旅、誠実な詐欺師、フェアプレイ
云わずもがなムーミンで有名なトーベ・ヤンソンさんのヤンソンコレクションで出ているのですが、これ装丁が素晴らしくきれいなんです…祖父江慎さんだったかな?
軽い手荷物の旅は短編集
誠実な詐欺師は北欧の雪深い村に住む姉弟と絵本作家のお話
フェイプレイは現在読書中ですが、二人の女性芸術家のお話です

舞台がやはり北欧なので、とにかく雪だの冷たい風だの暗い部屋だの、灰色というか水色というか、さむい描写がたくさん散りばめられていて、冬の夜中に読んでるみたいな気分になります
どれも勧善懲悪やハッピーエンドには無縁な気がしますが、不思議な余韻の残る話が多くて淡々と読めます
すごくさらっとした文章なのに、言葉が重いというのか、一歩引いた感じがすごい
たとえば、軽い手荷物の〜のはじめに出てくる『往復書簡』は日本のタミコという女の子が作家にあてて書いた手紙という形式で書かれているのですが、これには、なんか、泣けました
作家とファン、以外にも当てはめられると思いますが、わたしはまだタミコ側なんだろうなーと思います
たぶんもっと大人になったら見方が変わるんだろうけども

この人の本は何回読んでも思うんだけど、すごく孤独
ムーミンもなんかそういうイメージがあります
あと関係ないけどプーさんも結構哀しいですよね、さいごの「僕のかわりに何もしないってことをしてくれる?」とかどこの哲学書だコレ、て思います常々
そして「もちろんさ」だなんて答えるプーが男前に見えて仕方ない


* * * *


しばらくCD買う予定はないですが、最近のUK新人さん

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Good Shoesというバンド
このPVがおばかでかわいい!ゆるいー
あとすげー訛ってて、歌詞が聴きとれないです(笑)
Morden出身てことは、これがロンドン訛り?

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2007.05.21

図書館警察のことをお忘れなく

…中学生くらいのときにこの本を読んだせいで、図書館の期日を破らない良い子になりました

そんなわけで
今日はちょっと久々に本のことでも書きます

読書家というほどではありませんが本を読むのは好きなので、わりと足敏く図書館に通ったりしています
最近読んで印象的だったのは

ヴィリーへの手紙

ルッツファン・ダイクというひとの『ヴィリーへの手紙』
ポーランド人の少年・ステファンとドイツ兵の哀しい恋の話です
何となくタイトルと表紙だけ見て借りたのですが、想像以上に重たい話で(戦争ものだから仕方ないけど)読み終わったあとにちょっとズーン…となりました
前述した通り少年と兵士なのでまあ同性愛の話ですが、ナチス政権下では同性愛は認められないどころか犯罪者になって収容所に送られてしまう、というのが事実
作者の実話をもとにしているって思うとあまりにも惨憺としていてびっくりです
ポーランド人というだけでも規制や弾圧があるのに、同性愛者だというだけでなんでここまでズタズタにされなきゃいかんのだ、という
本来なぜ同性愛がタブー視されるのか、勉強不足なわたしには理解できない部分の方が大きいんですが(同性愛自体に何ら罪はない)デリケートな問題であることには変わりないですよね
性的嗜好てプライヴェートなものだしな…

さておき兵士のヴィリー君のあっけらかーんとした性格が好きです
彼が見つかるといいなあ


ちなみに、いま読んでいるのは
連休の四国旅行→坂本龍馬→司馬遼太郎先生つながりで『世に棲む日々』

世に棲む日日〈1〉

わたしが読んでいるのはハードカバーなのでこれ↑とは違う表紙です
高杉晋作の群像として有名だったりしますが、まだ一巻なので松陰吉田寅次郎のおはなしです
凄まじいスパルタとのほほんとした環境で純粋培養された天才というか、昔の感覚からしたら宇宙人みたいな人だったんでしょう
現代からしてもズレすぎです
そうそう
彼が平戸に留学した際に訪れた葉山佐内さんというひとの書物の中で、松陰が「これは佳句だ」ってんで手帳に書き留めたという句があるんですが

古に倣えば今に通ぜず、雅を択べば俗に諧わず という

古いものばかりに固執すると現在の課題がわからなくなり、格式張ったことばかりやってても実情に疎くなるみたいな意味らしいです(意訳)
当たり前のことなんだけど、わたしも思わずメモってしまった

歴史ものの文献やら書籍って大概ムズカしくて嫌煙されたりしますけど、司馬先生の本は人物中心主義なのでステキにサクサク読めます
もちろん尋常じゃない調べ方をなさっての結果なのでしょうが、この人もある意味で狂人ですね
大いに尊敬しております

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2007.02.28

脱線読書のすゝめ Ⅲ


なんだかんだで三回目です
でもイギリス関連ならイギリスの現代小説とかをポロポロ読んでれば出て来るわけですよね、大物ミュージシャンの類いは…
要はそれに当たるか当たらないかというだけ

で、今回はこれです

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●ぼくたちが大人になれない、12の理由
著:ラルフ・ブラウン





どういうお話かというと
イギリス南部の高校生たちがスキー旅行に云って雪崩に巻き込まれてしまい、そこで生き残ったのがジェイクとスティーヴンという男の子なんですけれども、もう二人は生きることに絶望しちゃったので自分たちの命に「一年」と期限をつけて12の課題を実行してから死のう…という(説明ヘタですみません)
課題には「学校を燃やす」とか「大きい動物を殺す」とかちょっとショッキングな内容もあったりしますが、たぶん青春もの
やけに視覚的な描写をするなと思ったら、映画が先にあったんですって
脚本を書いた(出演もした)人が小説も書いちゃったという


(※以下ネタバレですので注意)


では脱線読書らしく音楽絡みの部分をつつきますと
章ごとの扉にすてきな格言がひとつひとつ書かれているのですがその中に

老いぼれるくらいなら、くたばっちまいたい
By ピート・タウンゼント(The Who)

流石は英国です
I hope I die before I get old〜という名曲My Generationですよ
更にボウイのTime(聴いたことないんですけど)の歌詞が書いてあったり
スティーヴンの部屋でのジェイクとの会話シーンではManicsのLife Becoming A Landslideが流れていて、「マニックスがギターを弾きながら『人間にはなりたくない』と歌っている」なんてくだりが出てきたり(I don't wanna be a manですね)
海であらゆるドラッグを試してトリップしながら、スティーヴンが「それって自分でやってることだろ。でもって、それが苦しみなんだ」と歌っていますがこれはRadioheadのJustですよね、たぶん
日本語に訳して書かれてもちょっとわからないところが難点ですが
他にもクリスマスのシーンではジョンとヨーコのHappy Xmas (War Is Over)の歌詞が書かれていたりします

恐らく映像が先だからというのもあると思いますけど、この小説は全体的に音楽がざくざく出ます
それも「ロキシー・ミュージックのファースト・アルバムの出だし、もしくはマーヴィン・ゲイの『ホワッツ・ゴーイン・オン』のオープニングの雰囲気を醸し出しながら〜」なんて描写があるところをみると
どうも作者はオタク気質があるようだ
主に70年代とかの英国ロックが好きなんだなきっと
…あっ、マーヴィン・ゲイはちがうけど


脱線するにはかなり良い材料だったこの小説なんですけど、肝心の中身は…まあまあ面白かったです
ちょっと勢いが殺されちゃって最後がアレレというかんじ、過激なわりにピンボケ気味に見えちゃってもったいない気がしました
映画の方はどうなんでしょうかね
配役とか見てもまったく知らない人ばっかりだったんですが

しかしこのポスターは

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まるでB級ホラーものみたいな…(笑)
邦題は「ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日」だそうで、これだと逆にボロボロの感動ものみたい(笑)たぶんスティーヴン?の顔が物凄い邪悪
名前はどれかひとつに統一して欲しいものです

今度ビデオを探して見てみようと思います(見つかるのかしら)

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2007.01.26

脱線読書のすゝめ Ⅱ

好きなミュージシャンが出てくる本を紹介する、というヒマ企画の第二弾
…約三ヶ月振りですが

Aboutaboy
●アバウト・ア・ボーイ
著:ニック・ホーンビィ

これ映画は大好きなんですけど、原作と話が違うと聞いたので読んでみました
今回は映画との相違点についてあげてみます
(※ネタバレというかバラすことを前提で書いていますので注意)


えーと、まずヒュー・グラント演じるダメ男ウィルですが、年齢が36歳…映画では38歳だったのに、なんだこの微妙な差
舞台が1993年なので、彼の音楽趣味も微妙に違います
本の中ではNirvanaSnoop Dogg(デビュー当時なのでSnoop Doggy Doggとされている)を好んで聴いているようです ポール・ウェラーの名前なんかも出てきます
一方のマーカスはジョニ・ミッチェル…しぶいな12歳
この本の中で重要なキーバンドとなるのがNirvanaなんですね、というかカート・コベインなんですが
まあタイトルからして、about a girlって曲ありますしね…

映画でもマーカスが好きになるパンチのきいたエリーという女の子がいますが、彼女は本の中ではNirvanaの大ファンという設定で、カートがプリントされたスウェットを着て学校に来て校長室に呼び出されていたりします
ウィルがマーカスにあげるクリスマスプレゼントも、ミスティカルじゃなくてNevermindのアナログ盤だったり…うらやましい
93年のカート、というと予想がつく方も多いかと存じますがこの一年後に彼は死んじゃいますよね
前半はほぼ映画と同じなのですが、後半はこのカートの自殺がきっかけでエリーがちょっとした事件を起こして…という変わったラストになっています
エリーにカートが死んだことを気付かせないために目を瞑らせて歩くシーンはすごく良かった

映画も本も云わんとするところは結果的に同じことなんだろうけれど、決着のつかけたが違う、という感じなのかな
映画でもNirvana出て来たら面白かったけど、まさかステージで歌うのがKilling Me SoftryじゃなくてSmells Like Teen Spiritというわけにはいかないもんね
マーカス役のニコラス・ホルト君も可愛かったし

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あのちんちくりん君も現在ではこんなセクシーボーイに

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2007.01.12

あなたのとりこ

年末年始とわたくしのミュージックワールドで大きな容量を占めているのはBeckであることは間違いない

だって仙台まで来るならチョット行こうかなとか思ってしまうじゃない…!もしや呪いが通じたのか(違うと思います)
まだ行ける可能性も薄いのにびっくりしました
もし仮にライブに行けなくても、まあ、いいのだけどね
音楽は常にこの中にあるのでね
今日もBeckに夢中ですみません


…ええと、昨日は音楽をガシガシと聴きながら街を歩きに行って、帰りに本屋さんに寄りました
そして買った本はこれ↓

ベック/トラベローグ
Beck/Travelogue
最近どうも洋楽のバイオ本とかそんなんばっかり買ってる気がする

装丁はもちろん写真も素敵です、最近ヴィヴィッドな黄色にはまっているのでこの配色はツボ…なんか工作本みたいな変な表紙で、そこがとても良かったの
中身は彼の人生にまつわる(?)へんてこインタビューです
こういうのって絶対訳し方もあるんでしょうけど、いちいちカワイイんですよ!イースターのうさぎさんの話とか、学校生活とか…それが彼なりに編集されている記憶だとしても(笑)
そして、やっぱり全体的におかしい(=褒め言葉)
小さい頃から目が悪くて常に視界がぼんやり…というのは、あーわかる!と大きく頷きましたが

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なにをコントロールしたいんだ一体


あとカール・スティーヴンソンの家でレコーディングをしていて、彼のガールフレンドが帰ってくるから焦って作ってた、というエピソードが面白過ぎました
「あ!ヤバい彼女がもうすぐ帰ってくる!」
「マジ?じゃあヴォーカルだけやっつけちゃうね!」

…という行程で作られたのがメロウ・ゴールドだそうで
この彼女がカールを靴でぶん殴ったりして超ワイルド!(笑)

単なるインタビュー+ピクチャー本とは云え、つらつらと重なるアホみたいな発言はすごく面白いので個人的には買いの一冊なのでした
おねだん2300円也、まあ妥当ですよね?
ベック・ハンセンの音楽観がどうこうとかは云える立場でもないし、音楽を分析するのって個人的に好きじゃない(得意じゃない)のですけれども、やっぱり素敵な音楽って作り手からして魅力的なものですし
というか根本って絶対「人」であって、その人自体に力がないと何の意味もないんだなと思います、実際
帯にも書いてるこの言葉がなんか…何とも語彙が乏しくて情けないんだけど、エスペシャルというのかな、とても胸にグワシと来ました


メインストリームとは違う、そんな周辺的な、周縁にあるような音楽とでも呼べるようなものを知ってる誰かが自分のほかにもいて、そいつと知り合えて話せるっていうんだったら、ぼくは人を殺したっていいとさえ思ってたはずだよ


…あらら、ちょっと何キレイにまとめようとしてるんだ!
もう何書きたいかわかんなくなってきた
とにかくアレです、好きですBeckが

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2007.01.07

アンディさんの哲学


ベルじゃなくて、ウォーホールの方です

ぼくの哲学

学校の図書館でかりて読んだのですが、これすごく面白い
彼と云えばキャンベルスープやらバナナやらチェ・ゲバラやらのシルクスクリーンの印象が強いのですけど(実際学校でウォーホール展見に行ったけどあんまり覚えてないのです…)、これはあんまりアートワークは関係なくて、単にウォーホールの雑記のようなかんじ
やっぱり商業美術のひとだなーと思います、仕事というものの考え方が真面目なんだけどすごく淡白
読んでいると何かがぐるぐる浮かんで、ガコッと溝にはまるような感覚です 

Velvet
文中にも少々出て参りますが、velvet undergournd&nicoのアルバムのジャケットですね
これCDはずすと剥いた赤いバナナが出てくるのがカワイイ

でも特に何が良いかってこの訳がすてきなのです
落石八月月さん、と書いてなんと「オチイシ・オーガストムーン」と読むんですって!August moon…なんだこの人は…
ウォーホールがどんな話し方だったかなんて全然知りませんけど(原文も見たことないけど)、神経質っぽくてクールで弱そうだけど知的な雰囲気がものの見事にマッチしてる気がする
一部抜粋するとこんなかんじ

ぼくは''働く''という言葉をかなり広い意味で使ってるんじゃないかな。生きているだけでも特にしたくもないことを一生懸命しているわけだから。生まれてくるということもある意味では人攫いにあったようなもので、奴隷に売られたみたいにみんな休みなく働く。機械の部分はいつも動いている。眠ってる間もね。

ひらがなの使い方も絶妙だよ… 
他にもガートルード・スタインの翻訳とかしてるみたいですね

ニーチェとかフランシス・ベーコンとかよりもこういう哲学書(?)の方が好きです
読みやすいというのも当然あるけど、哲学ってそもそもこういう他人の雑記みたいなものの中にこそリアルに見いだせる気がする…読んでて楽しいし
言葉で定義するから難しく見えるんだよね
お金とか、ニキビとか、シワ取りテープとか、チョコレートとか、そういうもので結構

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2006.11.30

チョコレート全面禁止

むしろ甘い物すべて淘汰
…そんな世界には住めない、絶対住めない

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原題はBootlegなんですね、まんまだな
アレックス・シアラーの本は初めて読んだのですが、表紙から児童文学かと思ったのに内容のシビアなこと…チャーリーとチョコレート工場の原作も結構ヒドいみたいですけど(生意気な子供たちに対する仕打ちがね)、これはもう戦争だ
そういえばチョコレート戦争っていう本もあったような

「健康健全党」というアホみたいな政党が実権を握ってしまったので、糖分を禁止するという無茶な法律ができてしまってどうしよう困ったな、そこでお菓子大好き少年のスマッジャーとハントリーが密売屋となって地下活動を始めます、というおはなし
…もう困ったな、どころではないんですけど
法を犯せば(つまりチョコレートバーを食べたりすれば)逮捕されて、更生施設に送られた挙げ句に洗脳されるわけですからね、そら恐ろしい
でも適度には糖分を摂取しないと逆に脳に悪いと思うんですけどね、糖分好きならストレスがたまって病気になりそう(わたしとか)

果たして真の「健康健全」とはなんなのか…

さらりさらりと事が進むのは多分作者の意図なんだと思うんですけど、チョコレートとか密造とか革命が題材ではなくて、全体的にゆるい警告をされているような気がしました
選挙ってだいじだなあ
無関心って怖いなあと改めて思いますね

装丁がチョコみたいで美味しそうなのと、おまけについてたステッカーが可愛かったです
それとイギリス作家さんなので、テスコとかファローフィールドという単語が出てきて、イギリス好きにはちょっと嬉しい
これは映画化しないのかな…しなくていいけどするならイギリスじゃないとやだな

ぜんぜん関係ないけど地下組織との対立モノ(?)では、「デリカテッセン」という映画が大好きです
あれは肉屋と菜食主義者だったけど


チョコがないので買いに行ってきます

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2006.10.18

Liverpool Fantasy



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私的にファンタジー写真(ポールとか特に


ビートルズがブレイク寸前に解散してしまって早25年、というフィクション(捏造? を読みました
たしかに文字通りファンタジーな設定だ…
買わずに図書館で借りたのは正解だった(かもしれない という非常に失礼極まりない感想を抱いた一作です
ちょっと失礼千万な内容なので薄くしてみた
ある意味スゴイ!ビートルズ・ファンタジー
 表紙もスゴイ!(ひどい?
 リンゴ、やたら男前
 ジョージの扱いが ずさん




作者はポールが大好きなのか大嫌いなのかどっちかだなと思います、ものっすごい苛めているわりに主人公はポール だって他のキャラの描写よりはまだ中途半端さが軽減されている気がするもの…
あとその婚約者のルアンヌもフィクションキャラなわりにお気に入りなんだろう、この人かなり引っ張りますよ
それにしてもジョン、音楽やってなきゃダメ夫ダメ父親という部分ばかりが打ち出されています いや実際そうだとしてもさ…ちょっとファンとしてはオイオイな描写なわけですよ 
どうにもヨーコ・オノを丸々意識したっぽい東洋人女性チャイナとどこまでも良い雰囲気で、シンシア余りにもかわいそう ジュリアンの役割はよくわからなかったけど展開が無理矢理な気がしました
まあ結局ポールがいなきゃだめなんだということを云いたいだけなんだな、たぶん
あとの二人は作者の都合なのか更に中途半端
終始ナーバスなジョージは長年神父様だったくせに突然ハジケだすし、リンゴは紹介欄に美容師手伝いとか書いてるけど働いている描写はほぼゼロ=単なるヒモというやっぱり微妙な脇キャラにおさまっているし…最初は力が入っていたのになあ
空手のポーズで「サヨナラ!スシ!」とか云って素敵だったのに(無関係 

あと、ピート・ベストが申し訳程度に出演する意図がわかりません ただ出したかっただけなの?
そしてどう転んでもエプスタインは死んじゃうんだ…かわいそう

これ舞台脚本なんですね、そんな舞台演って大丈夫なのか…
秋の夜長に読むにはまあ面白かったけど、ビートルズが題材じゃなかったら読まなかったよ絶対(暴言連発
わたしは単に作者の妄想炸裂本だと定義したい(ひどい、ひどいぞ 

…やっぱり秋は読書ですね!
おしまい

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2006.10.10

脱線読書のすゝめ


…いや、すすめちゃイカンだろう

本を読んでいると、時たま自分の好きなミュージシャン(或いは曲 がちょろっと登場したりしますよね
それが一切話の内容に関係なくとも、無駄にテンションが上がりますよね
映画なんかだともう「運命か」とさえ思いますね
今回はそんな本を紹介してみようの巻
しつこいようですが本の内容は無関係です

ダンとハリーとフラットで
 ●ダンとハリーとフラットで
 著:ヴィクトリア・ルートリッジ




まずコレ イギリスの現代小説
都会嫌いな主人公のケイトがロンドンに出てきてダンとハリーと云う二人の男性とフラットをシェアするお話です(まんま!
結構長いのですがブリジット・ジョーンズみたいなノリでさくさく読めます
このダンのお姉さんであるクレスがワインバーを経営していて、そこにやって来たらしいのがリアム・ギャラガー
クレスの台詞の中であって実際には登場しませんが、クレスは危険な匂いのする黒髪のリアムがお好きな様子
「彼って本当に魅力的!すてきな黒い瞳にあの髪…」
それに対し弟が皮肉を漏らします
「それに見事な眉毛はまん中でつながってるし…」
やっぱりイギリス人も思ってるんだな、眉毛のことは…

他にも、ハリーの車の中で大音量で曲がかかっていたりと、流石に人気ですなoasisは


そしてお次もUK絡みで

ナラタージュ
 ●ナラタージュ
 著:島本 理生






どこがUKやねーん
どんなお話かと云うと 大学生の泉ちゃんが好きだった先生やら新しい彼氏の小野君やらとの間をフラフラするという内容です(ちがいます
この泉ちゃんと御友達が小野君の実家の長野に遊びに行くときにバスに乗るわけですが そのなかで泉ちゃんが持ってきていたMDがRadioheadなんですね
それを小野君が「貸してくれ」「うんいいよ」という…たったその部分だけの登場です 
小野君は音楽好きでたくさんCDを持っている男の子なのですが、Radioheadはあまり聴いたことがないらしい
是非どのアルバムを聴いたのかを知りたい所です
時期的に云うとHail To The Thiefかなあ
島本せんせいはRadiohead好きなのかしら


時に時代性をも垣間みられる音楽 結構読み落としそうなくらいさりげなーく登場します 故意っぽいけど
きっと作者のささやかな遊びなんだろなー
うーん、もっと色々探してみよう
また見つけたら紹介します
…と云ってもたかが知れている数ですが

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2006.09.23

オータム・イン・タータンチェック


昨日は久々にお友達とお茶に行きました
というか久々に町まで出ましたよ、なんかもう町が秋色だ…タータンチェックだ…今年はブリティッシュ・ファッションが流行するんです か?
もうお金が幾らあっても足りんじゃないですか…



スーパーマーケットマニア ヨーロッパ編


Book

スーパーマーケットマニア ヨーロッパ編


著者:森井 ユカ

販売元:講談社

Amazon.co.jpで詳細を確認する


で、買ってしまったのがこの本
前々から気になってはいたのですけれども ようやく見つけました
まだ全部は読んでいませんがパラパラ捲るだけでニヤけます、どうしてこう的確にクリーンヒットをかましてくるんだろうかヨーロッパというやつは…
フランスのモノプリくらいしか行ったことないけど
しかし、この本自体がもう素敵ですね
サイズといい このビニルカバーといい 色も綺麗で
日本もセインズベリーみたいにすてきなスーパー作らんかな…ジャ◯コとかじゃなくて(失言
こういうのを読んでいると日本のスーパーマーケットに足りないもののひとつに「遊び心」というのがあるんじゃないかしらと思いました
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あと ついに誘惑に負けて買いました
タータン
黄色もほしい

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2006.09.22

When I'm Sixty-Six

リンゴの本を読んでみました
あ、スターキーさんの方です よ
これ↓


ビートルズからのラブ・レター―4人がやりとりした51通のポストカード POSTCARDS FROM THE BOYS

Book

ビートルズからのラブ・レター―4人がやりとりした51通のポストカード POSTCARDS FROM THE BOYS

著者:リンゴ スター

販売元:プロデュースセンター出版局
Amazon.co.jpで詳細を確認する


本といいますかポストカード集ですね 寧ろラヴレター集か
ビートルズyoung(=俄)ファンのわたくしには色々と得るものが多かったように思われます 
ジョンもポールも字が汚いとか(読めません 
ジョージは以外にマメだったり(変なサンスクリット文字みたいなのサインにしてたり
そしてLove You Makeを読んだ時も思ったのですが
もう「リンゴ=愛されキャラ」というイメージをモロに打ち出した内容ですね、リンゴもてもて
かく云うわたくしもリンゴ好きですけど ジョンの次に…(暴言
たいていbeatlesでだれがすき?って話だとジョンかポールだと思うんですけど ちがいます?
わたしはジョンのあの常に so tired な気怠さがすきです
ハンサムさん部門ではジョージですよね 
かわいい部門ではまちがいなくリンゴ
年上なのに一番小さいとか(あ、ザックと同じじゃないですか…
ホワイトアルバムのボイコット事件とか (ジョンとジョージが「戻っておいでよ!君は最高だよ!」とかいうカードをたくさん送ったり、戻って来るときにジョージがスタジオに花を飾っていたりしてかわいかったです
ジョン・ボーナムにプールに投げ込まれたり

今はこんなかんじだけどImages2
髭+坊主=ワイルドかつプリティ

この本の中でリンゴはカードごとにコメントをしているのですが
ジョンもポールもリンゴの名前の綴りを間違っていたりして 「まだ僕の名前の綴りを覚えてくれてないよ…まあいいけどね!」とか云っています
いや相当ひどいと思うよ それは
本当は傷付いているよ リンゴは

例の解散直前の裁判のときも ボイコットのときも 結構いろいろとゴタゴタしているときでも、みんなちゃんとカードを書いて寄越すんですね
ほんの一、二文だけさらりと書いたり 変な絵だったり たいていは内容がわけ分からんものが多いけれども
much love!とか一言書いていたりして
みんなお互いを気遣っていますね 大人ですもんね…
まあリンゴにだからなのかは分かりません

ポールとジョージの間には不幸の手紙レベルの往復書簡しかありえなそうですけど(うそですよ

Images_2ほんとにかわいい66歳
両手ピースなんて きょうび小学生でもやらなそうな気がしますが、そんなところがまた素敵

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